extrait_prova-d-orchestra_2

製作年/国 1978年/伊=西独
監督:フェデリコ・フェリーニ
 

オケに属している人には「あるあるネタ」で可笑しく見れるし、自らを省みる機会にもなるかも。
かなりデフォルメされてはいるだろうけど。。
そうじゃない人には全てがメタファーであらゆる組織・人間社会の縮図にも読み取れる。

冒頭の映像が出る前、往来の激しい交差点での色んな音が鳴り響く。
んでリハのTV取材インタビューと、オケの練習(指揮者からの駄目出し)で話が進んでいく。
自らの楽器(の役割)を我こそがさも一番で特别であるかのように話す団員。
楽器及びその役割説明をしているようで、実は己(の虚栄心)を語っている。

フェリーニ&ロータ コンビ最終作!
音楽の存在、崩壊、創造をめぐる本作が最後の作品になるとはなんという運命か…!


13世紀に建てられた礼拝堂。今日のオーケストラ・リハーサルは60名ほど。テレビの取材が入るため、老写譜師と集まった演奏者たちは、いくぶん陽気だ。老若男女、出身地もバラバラな者が集まっている。やがて指揮者があらわれた。昂揚するとドイツ語が混じる…指揮者だ。 リハーサルが開始…楽譜が間違えている。演奏者と指揮者の解釈が全く合わない。ラジオを聞きながら演奏している者もいる。ときおり礼拝堂の壁がグラグラと揺れるが誰も気にしない。徐々に熱くなってきた演奏者と指揮者たち。 20分の休憩をとろう――そこから混沌と破壊、創造が始まる――。
http://www.ivc-tokyo.co.jp/collection/title/5458.htm


モノリス?
指揮者に変わって巨大メトロノームが登場します。。。


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