THE VIBE TO SURVIVE

ヴァイ(オリン)部?

カテゴリ : 演劇・イベント・TV

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■ベルリン・フィル in 銀座
http://sonybuilding.jp/event/opus/bphm2012/


ソニービルの8Fでやってます。
最先端?の映像と音の技術を体験できます。
やっぱSONY。 なんだかんだでこの分野はSONY。
プログラムは下記の通り。全部でも13分。
①The introduction of concert experience in OPUS (約2分)
  OPUSでのコンサート体験イントロダクションムービー
②Sound Experience (約5分)
  ソニーの技術を駆使し、ベルリン・フィルハーモニーで録音した音源をお届けします。
③Sound and Visual Experience (約6分)
  リヒャルト・ワーグナー作曲の「ワルキューレの騎行」
  4K/60pの迫力ある映像に加え、DSD録音再生*2による音声で上映します。 
②の演目が書かれていませんが、
11月26日〜12月9日は五嶋みどりのメンコン。
12月10日〜12月22日はジョシュア・ベルのチャイコンです。

③は4chなので結構な迫力で臨場感ある音でした。
でも音以上に僕は映像の鮮明さに驚いた。この大画面でこの解像度はやばすぎる。
映像なら目視よりもカメラを通した方が数段上。自分の目よりカメラの方が明らかに優秀。
生はもちろんいいだろうが、後ろの方の席なら、この映像と音の方が全然いいと思えてしまうかもしれない。
近い将来このクオリティの映像と音が、普通の家庭にも入り込むのだろうな。



これに行くと、
DCH(Digital Consert Hall)の48時間限定無料体験クーポンが貰えます。

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本来は約10ユーロで売られている。
まだクーポンを使ってないのだが、48時間といっても細切れで使うことはできなさそう。
なので実質2日間ぶっ通しで観れば48時間利用可能。

あえてこの企画を観るために、銀座に行く程ではないかもしれませんが、
お近くに行く用事があれば、クーポンも貰えるし、15分足らずだし、
行ってみたらいいんじゃないかな。

ちなみにソニービルの1階にこの企画のチラシが置いてあります。
そのチラシがあるとプレゼント抽選に2回チャレンジできる(チラシがないと1回)ので、
チラシを持って8Fに行ってくださいね。

クーポンは年末年始までとっておこっと。
てかもう1回行って、もう一つクーポン貰ってこようかな。。


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音楽劇『ファンファーレ』


「ファとレしか歌えない少女が、親を探すために歌手になる」
象と亀と蛇が支える星。言語も、体も、音も、私たちのそれとは、ちぐはぐ。
てんでバラバラで、デタラメな世界を舞台に、少女ファーレの成長を描くファンタジー。

http://ototoy.jp/feature/index.php/20121005 

第54回岸田國士戯曲賞受賞作『わが星』で最高のコラボレーションを見せた、
柴幸男(ままごと)×三浦康嗣(□□□)×白神ももこ(モモンガ・コンプレックス)が、4つの街と戯れながら4つのmixを奏でます。

主演は坂本美雨(坂本龍一と矢野顕子の娘です)

※坂本美雨が好きな音楽が僕の好みに合うので、たまに彼女のブログをチェックしてます。
 
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 僕はミュージカルが苦手なので、実はそこまで期待をしていなかった。
でもこれはミュージカルではなかった。
なんでここで歌うの?なんでここで音楽が流れてるの?
というリアリズムを求めてしまう素人視点で見ても、違和感というのはあまり感じなかった。
物語に融和した形で音楽が使われているからだろう。

ちなみに演奏は全て「生」です。

演劇と音楽がうまいこと融合してはいたけど、物語自体がそこまで凝っている感じではなかったので
その辺が、若干物足りなさがあった。

例えば『博士の愛した数式』が数字に潜む様々な意味や関係を絡ませることで、数字を有機的な存在として提示したように、「音」も同様の感じで取り組んでもらえるともっと面白かった。そもそもそれができるのか謎だけど。

「ファ」と「レ」には音楽的にどういう意味を持つのか?どんな関係性があるのか?
もしくは他の音との関係を、擬人化したり、何かに例えることで、単なる「ファ」と「レ」が違う意味を持ってくるみたいなのだと、もっと面白かったのに。
「空(ソラ)の上に死(シ)がある」というセリフはあったけど、まだまだ足りない!!


でもこの演劇を見ると「ファ」と「レ」に愛着を持てるようになる。

いろんな人の感想



坂本美雨繋がりで一つ。彼女がカバーするクラシカルな感じのThe Never Ending Storyが大好き。


 

 
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久々に「劇団、本谷有希子」の演劇を鑑賞。彼女の小説は全て読んではいたものの、演劇は最近観ていなかった。今やっているものは
6年前に上演し鶴屋南北戯曲賞を史上最年少の27歳で受賞した
「遭難、」の再演 
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※東京では池袋の東京芸術劇場で10月23日までやってます。
 日によっては当日券もあるみたい。




彼女の作品は映画化もたくさんされてるし、
出す小説は芥川賞や三島賞の候補に絶対上がるし
「幸せ最高ありがとうマジで!」では演劇界の芥川賞的な位置づけである
第53回岸田國士戯曲賞(白水社主催)も受賞してる。

本谷有希子の作品のほとんど(ってか全部?)は自意識過剰、自己愛過剰な女性を主人公とする物語。

「遭難、」では自殺未遂をした中学生を巡り、各教師・親が「誰々が悪い」「私に責任がある」ということを言い合う責め合うことから始まり、段々と全ての人の自己愛が垣間見えてくる。それぞれが結局は自分を守ろう、自分を良く見せよう、自分を認めてもらおう、という意識から全ての言動が作り上げられていることが徐々に分かってくる。

ただ、彼女の凄い所はその「自己愛」の醜さと、それを仕方ないものと「開き直る」ことの両方を描き、その「自己愛」を一方的な見方で結論付けてないところ。
 
彼女自身インタビューにて



「お客さんには、一緒に遭難してほしいです。」

http://www.plus-lumino.jp/entertainment/feature/motoyayukiko-report.html 

 と言ってるように、じゃあどうすれば?というところは各々に委ねられる。

 
先日、NHK・BSの「旅のチカラ」
「ショーの嵐に飛び込め!~本谷有希子 ラスベガス~」
http://www.ent-mabui.jp/schedule/12701

「人間のキレイな所を描くつもりはない」みたいなことを言っていた。
ただ世の中的には、キレイな所を描いたハッピーで楽しい物語の方が
圧倒的に支持が高い。恐らく現状でも売上を全く度外視したら、もっと凄い(エグい)作品を作れるんじゃないかと僕は思っている。



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そういえば、9月23日にBS朝日で放映された以下の番組を見ました。

「五嶋みどりがバッハを弾いた夏・2012」
 〜プロデビュー30周年を記念したツアーに同行取材、ロングインタビューとともに
お届けする音楽ドキュメンタリー〜
http://www.bs-asahi.co.jp/gotomidori_bach/

goto2012

彼女について知っていることはWikipediaでの情報と、youtubeで演奏を観たことがある程度でした。

この番組を見た日から、ファンになりました。
ファンというか、好きなタイプの人間だ!と。

とにかくストイック。自分の使命以外の事柄に関しては実に質素である。
ツアーでの宿泊先はビジネスホテル。洗濯は自分でコインランドリーで行う。
移動は公共交通機関。荷物も自分で運んでいる。
私服も全然派手派手しくなく、ふっつーーーーーのポロシャツで出演。

必要最低限の生活。無駄なものが一切ない。飾らない。
自分を必要以上に良く見せようとしない。演奏(仕事)に関しては好き嫌いで決めたことがない。
かといって、メディアの論理や利己的な論理に必ずしも従うわけでもない。世界で求められていることと、それに対して自分ができること、その接点をしっかりと把握しており、そこに向けて自分は活動するのみ。そんな感じ。目的が明確で、自分のことも冷静に判断できている。そのため、かなり筋が通った生き方をしてる。ブレがない。
何かを語る時も感情的な表現はなく、冷静に淡々と話す。その話し方から、普段から何事もとことん考え抜いている、という印象を受ける。感情的ではない(表面的に感情をあまり出さない)ことと、感情が豊かか否かというのは必ずしも比例しないと思う。彼女は自分の感情を普段からかなり客観的に認識し、分析しているのだろう。心理学で修士も取っていることだし。少なくとも何かを表現するという職業上、その感情とやらと真剣に面と向き合って生きているのだろう。それ故の冷静さなのだろう。
五嶋 バッハの無伴奏は大変大切な曲なので、今でも6曲のうち常にどれかを毎日練習するようにしています。

五嶋 具体的な音作りでは、耳が重要だと思います。何げなく弾くのではなく、必ず「こういう音が出したい」と念じて命中させるように出した音は違って出てきます。

五嶋 何でも読みます。英国系の作家が多いかな。ドイツの作家でトーマス・マンもよく読みますね。「主人と犬」がお気に入りです。 

 30年目のイマージョン(上・中・下)バイオリニスト・五嶋みどり 

http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/120215/ent12021503080001-n1.htm 

http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/120216/ent12021603130001-n1.htm 

トーマス・マンを読んだ次の日にこの記事を読んだので、なんか嬉しかった。
読んだのは「主人と犬」ではないけど。。


 

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ごきげんよう。
台風が来る数時間前に、行って参りました。
俊友会管弦楽団・特別演奏会

指揮:横川晴児

ヴァイオリン:ジェラール・プーレ

ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」序曲
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 
またなんで、学習院で?と思ったら
こちらの楽団の特別団員だかなんだかに皇太子殿下が多分ヴィオラ(だったと思う)として入っていました。
間違えたヴィオウラとして。
※今回の演奏会には参加してません

もし、ヴィオラ奏者が不足している場合は、皇太子にでも依頼してみればいいんじゃないかな。
間違えたヴィオウラとして。 

もう僕の中で「 皇太子殿下 」という語感は完全に聖飢魔IIとリンクされてしまう。。


それにしても75歳であの演奏は凄いですね。演奏そのものを評価できる眼を持ってませんが
あの年齢であの動きはやはり凄い。激しく身体を動かしている時などは、若干心配になりましたけど。。

あと、プーレ氏と指揮者が単なるアイコンタクトと呼べる以上の長い時間見つめ合う事が何度かありました。もしかしてキスするのかなーと思わせるほどの距離感で見つめ合ってました。
これがフランス流? 
ブラボーの変わりに「キス」コールをしようかと思いました。

ジェラール・プーレ公開レッスン

■エコール・ジェラール・プーレ ※エコールとはフランス語で学校の意味
「ヴァイオリニストを目指す日本の子どもたちを、長いスパンを持って育てたい。そして自分の奏法、音色を次世代に伝えていきたい。ここから世界に羽ばたいて欲しい」という強い願いから、2010年10月から“エコール”がスタート
http://magme.jp/string/posts/125140
上記エコールはレッスンを 随時 一般公開している模様。

直近だと10月8日。
8歳~18歳の3期生8名の練習を無料で聴講できます。
下記リンク先に、誰が何時から何の曲のレッスンを受けるのかが記載されております。


詳細はこちら

※プーレ氏は日本語をほとんど話せないらしいですが、通訳が付いてるっぽいです。


ジェラール・プーレ 12,600円レッスン 

ほれDVD買っちゃいな!!


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東京・日本橋三井ホール(COREDO室町)にて開催中の
アートアクアリウム展&ナイトアクアリウム2012 ~江戸・金魚の涼~
に行って参りました。

特に普段はそこまで写真を撮る方ではないのですが
2時間写真撮りっぱなし。。
ってぐらい写真を撮りたくなる。
そもそも30分ぐらい観れば満足だろうと思ったところの2時間滞在。




23時半までやってるので仕事帰りでも余裕です。

これ必見。

概要

イベント名:ダイナースクラブ アートアクアリウム展&ナイトアクアリウム ~江戸・金魚の涼~

日 時: 2012年8月17日(金)~9月24日(月) 11:00~23:30 ※最終入場23:00
 
アートアクアリウム展(11:00-19:00)と ナイトアクアリウム (19:00-23:30)の2部構成
*19:00迄は会場内の一部、19:00からは会場どこでもお酒などの飲食がお楽しみいただけます。
(1ドリンク500円から・入場料金変動なし・入替なし)音楽や照明の演出が変わります。
*金・土・祝前の20:00以降はDJと生ライブをお楽しみいただけます。

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38)







『ローザ』時間堂
http://jikando.com/nextstage/203-rosa.html

※静岡、仙台、福岡、大阪、津で2012年8月前半まで


ローザ・ルクセンブルグをご存知だろうか?
僕は知らなかった。知らなくても問題はない。
政治とか哲学に疎くても全く問題はない。

この演劇は演劇版マイケル・サンデルと言ってもいいのではないだろうか。
かといって、政治・哲学・思想・演劇というものから想像できる固さ難しさは全くない。
笑いさえ生じるし、時間堂らしいオシャレ感もある。

人間の醜さ嫌らしさ、自己矛盾、思想の違い、非合理な言動、
利害の不一致、能力の違い、生まれの違い、性別の違い、

人間関係さらには社会には多くの対立する問題がある。それは時代を問わない。
そういう関係性の中で、どこまで他者の自由を重んじることができるだろうか?
他者の自由を重んじるとはどういうことか?
その自由を重んじるには何が必要なのか?
そして

私達は他者を想像できるのか?
演劇(演じるということ)は想像とどのような関係があるのか?
観劇(演者を観る演出する)は想像とどのような関係があるのか?

ローザ・ルクセンブルグを題材にし、
さらに芝居の中に芝居を入れる(役者が役者を演じる)
ことでこういったことを見事に描いている。

なんてことを書くと堅苦しく思えるけど
時間堂の舞台はミニマル・シンプル・ファッショナブル。
かといって、芸術特有の意味不明過ぎる過剰な抽象さも特に無い。

演劇自体、敷居が高いと思う人も多くいる。

演劇に少しでも興味がある人は、第一歩としてこの作品を選んでみてはいかがだろうか。

『ローザ』時間堂
http://jikando.com/nextstage/203-rosa.html



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